- 2008年11月 4日 01:43
- 経営
ここ数年は、急速に陳腐化しつつある資本(金や製品、設備など)の希少性を軸にした経営から、人材のクリエイティビティを軸にした経営にシフトするタイミングだと思う。
規模を重視する大企業の動きが鈍いのはあたりまえだし、スピードを重視するベンチャー企業に力がないのもそれと同じだ。
でも、いくつかの会社はその限界を突破しつつある。マッキンゼーもそうだろうし、セムラーや、グーグルなどもそうだろう。ゴールドマンサックスもそれに近いかもしれない。日本だと、ED-CONTRIVE社の経営スタイルも注目されていた。
「管理する」という発想自体が、やはり、管理できるもの対象にしていた。金や製品、設備は管理できる。モチベーションが高く、クリエイティブな人たちは、そもそも、管理を嫌う。
支援は有効だと思う。ウェイを明確にした上で、人材を選別し、ツールやノウハウを共有し、権限を委譲する。互いに切磋琢磨する場を設ける。何より、その環境にフィットする人材が自然に残り、そうでない人材が自然に淘汰される仕組みが重要だと思う。
業界やビジョン・ミッションによって、違うモチベーションの人材が集まる。当たり前のことなのだけれど、同種の人材が集まるうちにそれが見えなくなり、その傾向だけが増幅して、道を違うことも多い。
ベンチャービジネスの経営だけではなく、NPO、もしくは、社会性の強い事業の経営に携わって見えてきたことだ。
例えば、「地域活性化」に興味のある人材は、ミッションが明確な割に、バラバラなプロジェクトをやりたがる傾向が強い。だから、「選択と集中」が自然になされるような強烈な淘汰の原理が必要だと思う。
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