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ソーシャルビジネスに向うことになった原点

学生時代の僕は一過性のボランティアにもあまり惹きつけられず、かといってベンチャー企業や外資系企業で働くということも魅力を感じていなかった。

たまたま、マニアックなIT系ウェブマガジンを読んでいた時に、ソーシャルビジネスというコンセプトに出会うことになった。

ホットワイアードの問題提起

 ここ数年を振り返ってみると、ネットベンチャー・ブームは、起業の可能性を示したが、金銭のみを至上の価値とする虚しさを教えた。
 一方では、一般化したボランティア活動は、新しいやりがいを感じさせたが、継続することの難しさを考えさせた。
 不況だけれども、モノは溢れかえっている今の社会で、私たちは、何のために、どう働くのか・・。
Hotwired

ソーシャル・アントレプレナーの全国大会@アメリカ

 2001年11月末、米国シアトルでソーシャル・アントレプレナーの全国大会開催された。
 ここに集まるのは、みずから、「ソーシャル・アントレプレナーシップ」(社会に対する起業家精神)が、今後の社会変革を作り出す重要なキーだと考える、各分野のプロフェッショナルたちである。
 会場では、大企業経験者や、ベンチャー企業経験者、MBAホルダーなど、多少なりとも、ビジネスマネジメントの経験をもつ参加者が少なくなかった。彼らの多くは、すでに、社会ミッションを追うノンプロフィットや、社会性の強いビジネスに転じた、フィールドの実務家である。
 自分の感じる動機を実現することと、それを追うために、マネジメントをテコに、経済性を維持すること。かれら新しい世代は、それを感覚的にとらえ、「こっちの方がエキサイティングだから」と、笑って言う。
Hotwired

当時の僕は、この記事に魅せられてしまった。当初は怪しいことをやっている人もいるのだな、と思っていた。だけれども、約一年後に、筆者の井上さんや宮城さんに出会い、段々とソーシャルビジネスの方に惹きつけられていった。

「ソーシャルビジネス」というキーワードは決まったが、ビジネスモデルや自分の立ち位置が決まるまでは、長い時間がかかった。大学時代も入れると、約8年位、悶々と過ごしてきたことになる。

大学時代以来、ベンチャービジネスとソーシャルビジネスの両方に関わってきた。いま、率直に思うのは、ソーシャルビジネスは未踏の分野あるということだ。

本当に難しいと思う。だけれども、それを乗り越えれれば、多くのことができるのだと思う。

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