- 2008年9月15日 20:46
- ソーシャルビジネス
インドのムンバイにある同国最大の風俗街「Kamathipura」には、売春婦らによって運営される銀行がある。同行は、風俗経営者への負債による貧困から売春婦たちを守るほか、売春婦たちが、家の建設や子どもの教育のために貯金するなどで、大成功を収めている。
売春婦の多くは、出生証明書や居住に関する書類を所持していないため、通常の銀行で口座を開設したり、クレジットカードを作ることがほぼ不可能となっている。
同行は、売春で収入を得なくなった際にも当面は貯金があるようにしたいと思う少数の売春婦らによってスタートした。
過去2カ月間で、毎日1ドル(約112円)を銀行に預けてきたという中年の女性は「年を取ってきているが、村に家を建てるためにまだ貯金することができる」と話した。
インドでは売春は合法。奉仕団体などによると、同国には推定200万人前後の売春婦がおり、その多くが貧困による人身売買などで強制的に風俗業界に入っている。
同行では、家族の病気や結婚といった緊急時の融資も行っているという。
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インドの首都コルカタ市内最大の歓楽街「ソナガチ」にある売春婦のための銀行。5千万ルピー(約1億4000万円)を運用して、西ベンガル州全体にあと12支店を開業する予定だという。
1995年に売春婦のRekha Chatterjieさんが設立。売春婦たちでも貯金でき、低利子でのマイクロローンが受けられる銀行を作ることで、彼女たちが金融業者や売春あっせん業者から逃れられるようにした。
銀行の職員は信頼を得るために、顧客の家に直接訪問することもある。預金の引き出しや、ローンを組む際でも身分証明書は必要なく、字が書けなくても問題はない。全ての銀行取引は指紋を使って行われる。顧客数は8500人、行員数は42人。同州の売春婦たちの権利向上を目指す。
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