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僕の考えるソーシャルビジネスとは

キンチョーの蚊取り線香は、世界をマラリアの危機から救い、多大な雇用を創出し、収益をあげているし、住友化学の蚊帳も同様だ。

僕は非営利の事業も、営利の事業も中に入ってやったり、コンサルタントとして支援してきた。その中には、いわゆる「社会の問題の解決の為にビジネスのアプローチを使う」という、ソーシャルビジネスも多かったように思う。

非営利の事業も好きだし、支援してきた起業家達も大好きだ。ただ、非営利の事業は性に合わなかった。僕が今まで学んできた「ビジネス」と違う感覚を覚えたからだ。

 

僕は、顧客に貢献して、お金をもらえずに、何がビジネスなのだろうか?と思ってしまうのだ。もちろん、顧客が存在しにくい市場は数多くある。子供の問題や環境の問題は、当事者が資本を持たないことがあまりにも多い。

社会を変えることを志向して、顧客に貢献できないならば、ボランティア主導の市民運動でいいじゃないかと思う。顧客に貢献して、社会を変えるから、ソーシャルビジネスじゃないか。

無理に、社会性と事業性を両立させる必要なんてなかったし、事業化を目指すなら先にビジネスをやればいい。その先に、両立できる可能性はあるかもしれない。ただ、未熟な僕たちにとって、最初から両方を、というのは欲張りすぎた。

 

僕は思う。まずはしっかりした事業をやろう。その結果として、社会が変わるようなシナリオを持とう。起業してみたけれども、顧客にずばぬけたサービスを提供するだけでもいかに難しいことか。

冷静に考えると、社会を変えることを志向する起業家にとってこの選択はとてつもない重圧になっている。ビジネスを成功させるだけでも難しいのに、それに加えて、社会を変えるなんて。

ただ事実として、日本では、寄付市場なんて成立していない。その過程で、当事者ではなく雇用者がリスクを取るのは割にはあわないと思う。

 

日本発のスケーラブル(拡大可能)なソーシャルビジネスはまだまだ少ないと思う。我々がそうなるかは、我々次第だけれども、そうなることを目指して、挑戦していきたいと思う。

Comments:2

Visionary&Love 2009年2月15日 11:35

初めまして。
加藤さんの足元にも及びませんが、
私もソーシャルビジネスを目指しています。
本年中には、リアルに活動を始める予定です。

勝手ながら私のブログにリンク貼らせていただきました。
よろしくお願い申し上げます。

tetsuo.kato Author Profile Page 2009年2月16日 00:10

リンクありがとうございます!

リアルな活動、楽しみにしています。ブログも拝見させて頂きました♪

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