- 2006年3月19日 20:56
- 経営
大学の後輩の卒業式に出席する際に、アサザ基金の飯島さんの講演を覗いてきました。
アサザ基金のプロジェクトの内容や、飯島氏の魅力に加え、彼の起業家としてのあり方に非常に良い刺激を受けました。
特に、?NPOならではポジションニングを取り、(体を調整するホルモンとしての役割)、?それを活かしながら、新しい発想と鋭い提案を次々と創り、(血液を創る力)、?コミュニケーションの柔らかさと人間くささで人を次々と巻き込んでいく(血管をつなげる力)。それが渾然一体となっていて、とにかく、すごい、、のでした。
優れた研究者であり、優れたコンサルタントであり、優れたプロデューサーである。そんな感じの印象でしょうか。
今までも、それぞれの分野ですばらしい人物にお会いしてきたのですが、飯島さんのような形で上手く混ざりきっている人は初めてなのです。めずらしく、、こんなに反応してますね。こんな驚きは、学生時代以来かもしれません。
特に勉強になったのは、行政や企業の縦割り組織は、循環系に対する問題解決に向いていない。というロジックでした。
特に、環境の再生といった問題に対して、パッチワーク的な問題解決を行うと、部分的な問題解決で尾張、環境が汚染される構造が取り除かれないことが多いわけです。上流の森林や農業、そして流域の問題から水源と水質の問題、それが下流の漁業や農業の問題として連なり、それぞれをベースとして人間を含む生態系が存在するわけです。
だから、行政組織が環境問題を扱うには、地域的な管轄や、分野別の管轄をかなり横断することになり、意志決定がしにくいし、問題解決に必要なネットワークを持ちがたい。とのこと。
構造上、組織上できないことや、不得意であることをきちんと見極める。書くと当たり前のことなのですが、本当に難しいです。
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