- 2006年2月23日 20:22
- 経営
そもそも、行動規範とは何かがそもそもよくわからない。それはいったい何で、良い行動規範があるとどのような効果があるのか?
僕は、行動規範とは、その企業特有の勝ち方を言語化し、組織の文化として再生産しようという作用だと考えています。
たとえば、これはマッキンゼー社の行動規範です。
最高のプロフェッショナルスタンダードにこだわる
* 顧客企業の利益を最優先に考える。顧客企業の業績を大幅に向上させる
* 常に企業経営者の視点でアプローチする。優れた人材のために比類ない環境を作る
* 年功や経験の蓄積量ではなく、顧客企業に提供した価値やマッキンゼー全社に貢献した成果によって評価する。
* シニアなコンサルタントが若手コンサルタントを指導することで、お互いの成長を計る
これを見ると、なんとなく、組織において、何が「あたりまえの水準」で何にエネルギーを注げばよいのかの方針が書いてある。
これが存在していて、徹底されていれば、成果の水準は高くなるし、余計なことに無駄なエネルギーを注いだりする必要はなくなりそうです。 実際、自分が体感した中では(師匠がマッキンゼー出身者だったので)、この考え方や規範にこだわることが、マッキンゼー社の勝ちパターンを創ってきたのではないかと思うのです。
しかし、実際に行動規範を作るにあたって、誰に対する、もしくは、何に対する行動規範なのか?を決めないと、行動規範は創れないのです。
具体的に言えば、姿勢や勝ち方などの規範を決める前に、顧客、仕事、商品、組織、(社会)、(投資家)等の行動や姿勢を丁寧に決める必要があると思っています。
一方で、勝ちパターンが明確化していない段階や、環境の激変、事業ドメインの変化が必要な場合には、まったく役にたたないし、むしろ、悪い癖としてパターン化される傾向にあるような気がします。
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