- 2006年2月23日 17:45
- IT
数年前まで、この概念は対立したものとして受け取られていた。
ボランティア(社会貢献) vs ビジネス(私益追求)
それが、社会起業という言葉の登場で、この二交対立は異種配合された。
ボランティア(社会貢献) ← → ビジネス(私益追求)
営利ではなく、社会のために、起業してもよくなったのである。背反する概念ではなく、どちらに寄るかという濃淡の概念に変わった。
それまでは、いまでも多くの人がそう思うのかもしれないが、ボランティアをしたいと思う人は、ビジネスのアプローチを否定し、ビジネスをしたいと思う人は、ボランティアのアプローチを否定し、結果として、様々な可能性が閉ざされ、失われてきた。
当たり前だと信じていた二項対立を打ち破るのは極めて難しいが、二項対立に縛られた思考をしている限り、イノベーションは生まれないのかもしれない。ここ最近、改めて社会理論や人類学を読み直してみたいと痛切に感じる
- Newer: 組織の行動規範とは何か?
- Older: スパムメール対策なら、サンダーバードを使え