- 2005年2月 3日 12:54
- 独立後
全国教育系ワークショップフォーラムに三日間かけてに行ってきました。
そこで自分が感じたのは「異文化」でした。
僕はコンサルティング業界に入って二年弱たつわけですが、やはり、コンサルタントとしての物の考え方や思考パターンが身に付いてるわけです。
もちろんこのイベント自体は非常にクオリティが高かったです。なにがすごいかというと、ここまでワークショップ系のプログラムと参加者が充実しているものは日本にはこれだけのはず。
日本のワークショップ界の草分けの中野民夫さんや、アート、環境教育、ファシリテーション、国際協力、演劇などの専門家が目白押し。
その中で、色々なワークショップを体験し、様々な気づきや成功体験を得ることができました。
しかし、一方で強く感じたのが、何かに対する違和感でした。
特にこれを感じたのが、あるワークショップの振り返りを行うグループに参加したとき。参加者の自主性にまかせた時間の使い方をして良い、という時間でした。おもしろいことに、みんながみんなの意見を尊重するので、なかなか良い案がでてこないし、いい方向にきまらない。おそらく、みんなが迷走した感覚を持っていたのではないでしょうか。
ファシリテーターの基本的な思考や姿勢として、「場にまかせる」や「他人の意見や感情を尊重する」、「深く時間をかけて体験を振り返る」ということがあると思います。しかし、みんながみんなこれではなかな決まらない。
僕はコンサルティングをやっているので、「課題が何か」「根拠は何か」「結局何をすべきか」ってことを良く考えるわけです。3日間で僕の頭を一番よぎったのは「ん?結局なにをしたいんだっけ?」という質問でした。
多くを学ぶ一方で、違和感を感じる部分も大きかったわけです。
おそらく、ある分野に傾倒すればするほど、その分野における文化や思考様式を身に付けることになる。それゆえに、他の分野の感覚や表現を本当に理解できなくなるのではないかと思います。
知人や友人を見ていると、コンサルタントとファシリテーター、コーチはなかなか「あわない」存在だなあ、とも思います。なぜなら、もともとの行動原理や考え方が違うから。コンサルタントは顧客に解決策を提示する存在であり、コーチは顧客の答えを引き出す存在だから。
この違和感や感覚の対立、非常に重要だなあと思っています。なぜならば、これを越えることでしか、異文化を理解できないし、異文化から学習できないから。
違和感を感じる一方で、この違和感とどう向き合うのかを考えさせられる三日間でした。この違和感を乗り越える形でより深く異文化から学ぶものを増やしていきたいと思います。
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